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目次
− 新製品情報
− 特集記事 (情報システム部門の悩みはつきぬ・・シリーズ)
(その1:19インチラック内の熱管理 )
− 予告
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新製品情報
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特集記事 (情報システム部門の悩みはつきぬ・・シリーズ)
その1) 19インチラック内の熱管理
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〔最近のサーバー事情〕
企業情報システムにWEBアプリケーションが導入されてから、薄型で
19インチラック内にマウント可能な1U、2Uサーバーの導入が急速に進
みました。
PCサーバーの性能はここ数年で10倍近く向上しており、CPUクロック
周波数もGHzが一般的となり当然ながら発熱量も3倍くらいに上昇して
います。
大規模システムの場合、メインサーバーはデータセンターにハウジング
されているケースが多いが、バックアップサーバーや開発用のサーバー
は、自社オフィスやテナントビル内のシステム管理グループの配下に
置かれています。
中小システムの場合は、データセンター費用の負担が厳しいゆえ、自社
オフィス内に基幹系ミッションクリティカルなシステムのコアを置いて
おかざるを得ない状態です。
〔19インチラックとセキュリティ〕
オフィスに設置されたサーバーは社内でも最重要な情報を保管・処理
している関係上、鍵付は常識、できるだけ密閉度の高いキャビネットに
収容されなければならず、19インチラック内のサーバー環境は相当に
ヒートアップした状態となっています。
ここで、どんな19インチラックが選ばれているか?一時期サーバー
ベンダーが自社ブランドで19インチラックをリリースし始めたとき
設置場所にはクーラーが「ある前提」で提供されていました。
しかも自社製ラックでなければ、PCサーバーがマウントできないとい
った制限までついいたため、パンチ穴についた、42Uフルラックが殆ど
です。
〔広がっていく実際の設置環境とのギャップ〕
全てがデータセンターのような、24Hクーラーフル稼働の環境ではない
のが現実です。実際の現場では、オフィスビル内の一般空調による冷却
効果の範囲内で運用されています。
しかしながら、省エネルギーと地球温暖化の影響は、ここに大きな問題
をつきつけているのが現実です。
一年を通じて、オフィスビルは土日・祝日・夏期休暇・年末年始休暇は
勿論、平日でも夜間停止は当たり前の条件となっています。
ところが、バックアップセンターなどの場合、この夜間休日が最もフル
稼働する時間帯となり、冷却設備のない環境でひたすら発熱しつづけ、
ハードウェアの寿命短縮・障害発生要因の増大と言うきわめて危険な
状態にのなかで運用されています。
個人情報保護法、ISMS、ISOなどの情報セキュリティ基準への対応で
益々過酷な環境を強いられている基幹システムの場合、室温30℃の
ケースで、サーバーが9台マウントされたラック内では、最大70℃
まで上昇する可能性があります。これは、サーバー内のファンが最大
能力で稼動しても、サーバー同士がお互いに熱を伝え合い、相乗効果
で温度を上昇させる為に起こる現象です。
〔温度上昇による2次的問題〕
室内に設置された高性能サーバーは、最大3連の高速ファンがついてい
る。これは低騒音型ファンのケースでも同じだが、金属音に近いファン
の風きり音が高音で共鳴する為、室内にいる人間に対して大きな不快音
として届くという現象があります。
しかし、これを密閉してしまうとサーバーに致命的なダメージを与える
温度上昇という問題がクローズアップされます。
〔対策は、どうするのか ?〕
我々は、こうした基幹システムを熱暴走から守る為に、ラック専用冷却
システムを推奨しています。
こうした冷却システムに求められる条件は以下の通り
-1.ラック内温度を適正温度の範囲内に維持できること。
-2.冷却水・ドレン水の給排水が不要であること。
-3.室内利用に適した貞操音設計であること。
-4.一般商用電源(単相100V)で利用可能なこと。
-5.ラックへの取付が簡単で大規模な工事が不要であること。
-6.メンテナンスが簡単であること。
執筆 19INCHJPメールマガジン編集部
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次回予告 19インチラック内の熱管理・・・その2
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専用クーラー導入時の注意点と温度管理上、絶対に必要な環境設計。
限られた条件の中で、最大限の効果を生む為には、環境に応じた導入
時の注意事項とその対応策が必要です。
環境を無視した専用クーラー付ラックでは、望む結果は得られません。
基本は現場調査と温度管理上の設計。
多くの経験から積み上げたメーカー直結の19INCHJPだからわかる目に
見えない熱との戦い・・・・。
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